PTC、フィールドサービスとサービスサプライチェーンを刷新する 新たなサービスライフサイクル管理AIソリューションを提供

2025年10月2日

  • ServiceMax AIでは、エージェント型AIの進化により、作業指示内容の実行を加速させ、 修理の初回完了率の改善を実現

  • Servigisticsにおけるエージェント型AIの進化により、サービスパーツ計画向けAI駆動 インテリジェンスが拡大

米 PTC(本社:米国マサチューセッツ州、 CEO:ニール・バルア、NASDAQ : PTC、以下 PTC /日本法人: PTC ジャパン株式会社、本社:東京都新宿区、社長 執行役員:神谷 知信)は、本日、フィールドサービス管理ソリューションのServiceMax®とサービスサプライチェーン最適化ソリューションのServigistics®において、新たなサービスライフサイクル管理 (SLM) AI製品を提供することを発表しました。ServiceMax AIにおけるエージェント型AIの進化は、マルチエージェントのアクションを強化し、より迅速な作業指示内容の実行や、よりスマートな部品照会等のフィールドサービス管理向上に寄与するものです。Servigistics AIの進化は、より優れたエージェント インテリジェンスをサービスサプライチェーンに提供し、サービス計画と実行の自律的な調整や連携を可能にします。

PTCの最高製品責任者であるジョン・スティーブンソン (Jon Stevenson)は、次のように 述べています「AIはサービス組織の改革において重要な役割を果たしており、PTCはサービスライフサイクルの各ステージにおいて新たなAIソリューションを顧客に提供することで、そのリーダーシップを発揮します。ServiceMaxおよびServigisticsにおける最新のエージェント型AI機能は、フィールドサービス技術者、サービス部品計画担当者、あるいはサービス組織におけるその他の重要な役割を担う人々の作業フローを、迅速に、かつ容易にするよう設計されています。」 今回のServiceMax AIの機能強化では、すでにServiceMaxで管理されている現在のプロセスから直接AIを活用できる独自の機能を利用しています。この最新リリースでは、統合管理されたマルチエージェントによって実行されるAI Actionの拡張と、Service Flow ManagerによるAIを主導としたプロセス自動化を実現しています。さらに、企業における様々なシステムのドキュメントと連携する新たなKnowledge APIを提供します。

Servigisticsは、多段階最適化(MEO)とサービス部品サプライチェーンの予測型デジタルツインといった実績ある技術により、長年にわたりサービス部品計画のための産業用 AI のリーダーとして認められてきました。最新版のエージェント型AIは、トラブルシューティング、真因分析、継続的改善といったプロセスを最適化することで、リーダーとしての立場をより強固にし、顧客の稼働時間の向上や初回修理完了率の改善を支援します。Servigisticsは、予測精度の向上と計画サイクルの高速化を図り、計画担当者をサポートする新たなAIアシスタントの提供にも取り組んでおり、2025年10月に正式リリースを予定しています。

Capgemini社サービスサプライチェーン プラクティス担当ディレクターのディーン・ハード(Dean Herdt)氏は次のように述べています。

企業は、設備の稼働率を維持しながら顧客満足度を高め、同時にコスト管理のプレッシャーにも対応しなければなりません。

ServigisticsのAI機能は、複雑な予測や最適化の作業を自動化することで、計画担当者がより迅速かつ的確な意思決定を行えるよう支援します。Capgeminiでは、顧客が計画サイクルの高速化や手作業の削減を実現し、稼働率やサービス提供において定量的な改善を達成した事例を多数確認しています。こうした革新的な取り組みにより、複雑だった計画業務が、予測可能で信頼性の高いプロセスへと大きく変革されると考えます。」

これらの新たなSLM AIソリューションは、Codebeamer AI、Windchill AI、Onshape AI Advisor、Arena Supply Chain Intelligence、Arena AI Assistant等のインテリジェント プロダクト ライフサイクルすべてのステージに対応するPTCのAI製品群に加わることになります。PTCは、製造企業や製品メーカーが製品データ基盤を構築し、企業全体がその価値を生み出すことで、製品の市場投入期間の短縮、コストの削減、製品品質の向上を支援しています。これらの製品データ基盤は、設計からサービスまで、製品のライフサイクル全体にわたってAIによる変革を支える重要な「土台」となります。

*本内容は米PTCが2025年 9 月 30日に発表した報道資料の翻訳です。

PTC (NASDAQ : PTC) について

PTCは、世界で利用されている製品の設計、製造、サービスのデジタル変革で製造業を支援するソフトウェアのグローバルカンパニーです。PTCは米国マサチューセッツ州ボストンに本拠を置き、7,000名以上の従業員が世界30,000社以上の顧客企業をサポートしています。 詳細はwww.ptc.comをご覧ください。

PTC ジャパン株式会社について

米PTCの日本法人(本社:東京都新宿区)。主力製品として、拡張性と相互運用性に優れた三次元CAD のCreo、製品コンテンツと業務プロセスを一元管理する製品ライフサイクル管理 (PLM) のWindchill 、ソフトウェアの開発と管理を支援するアプリケーションライフサイクル管理 (ALM)のCodebeamer、保守やメンテナンス、利用者の利便性を向上させるサービスライフサイクル管理(SLM) の ServiceMaxを提供しています。また、IoTアプリケーション開発プラットフォーム、ThingWorxなどの主要製品をサポートするテクノロジーは、PTCの顧客に継続的なイノベーションと付加価値を提供します。PTCは、これらのソリューションにより、設計から製造、運用、サービス、廃棄に至るライフサイクルを通じて製造業のデジタルスレッドを構築し、企業のデジタルトランスフォーメーションを支援しています。1992年3月設立。国内4事業拠点。https://www.ptc.com/ja

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* PTC の社名、ロゴマーク Windchill、Creo、Codebeamer 、Onshape、Arena およびすべての PTC 製品の名称は、PTC Inc.(米国および他国の子会社を含む)の商標または登録商標です。その他、記載している会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

以上

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