PTC が 2024 年度第 3 四半期の業績を発表

2024 年度第 3 四半期も ARR、キャッシュフローは順調に推移

  • 2024 年度の ARR 成長率(為替変動の影響を除く)は 11~ 12 %

  • フリーキャッシュフローのガイダンスは維持

PTC(本社:米国マサチューセッツ州、 CEO:ニール・バルア、NASDAQ : PTC、以下 PTC /日本法人: PTC ジャパン株式会社、本社:東京都新宿区、社長執行役員:神谷 知信)は、本日、2024 年6 月 30 日に終了した第3四半期の業績を発表しました。

PTC CEO のニール・バルア (Neil Barua)は、「第 3 四半期も ARR とキャッシュフローは堅調で、前年同期比で ARR は 10 % 台前半、キャッシュフローは 20 % を上回る伸びを示しました。PTC は、独自の製品ポートフォリオを活用した差別化戦略によって、製造業における市場投入への加速や複雑化への対処を支援しています。我々の製品が顧客のビジネス・トランスフォーメーションを推進する中心的な役割を担っていることを非常に喜ばしく思います。引き続き5つの重点分野にリソースを集中させることで事業の拡大を進めていきます」と述べています。

2024 年度第 3 四半期のハイライト
営業面および財務面の主なハイライトは以下の通りです。営業関連と財務ガイダンスの前提条件や非 GAAP の財務指標の定義、ならびに非 GAAP 財務指標とそれに対応する GAAP 財務指標、将来の見通しに関する記述については、米 PTC が2024年 7 月 31日に発表した報道資料(英文)に記載しています。

  1. 売上高はASC606の影響を受け、その結果として営業利益率、営業利益、1株当り利益も同様の影響を受けています。
  2. 2024年第3四半期は、為替レート変動の影響を除いて前年同期比3%の減収となりました。
  3. 2024年度第3四半期 GAAP 1株当り利益には1,420万ドル(0.12ドル分)の非現金税効果が含まれています。これは主に、2024年5月に発行されたIRSの手続きに関するガイダンスによる効果によるものです。
  4. 2024年度第3四半期 非GAAP 1株当り利益には980万ドル(0.08ドル分)の非現金税効果が含まれています。これは主に、2024年5月に発行されたIRSの手続きに関するガイダンスによる効果によるものです。
  5. 借入金には未償却債券発行費用は含まれていません。
  6. 2023年度第3四半期の借入金には、2023年10月に支払いを実施したServiceMax買収に関わる繰延費用である6億2,000万ドルが含まれています。

2024年度通期と2024年第4四半期のガイダンス

CFO のクリスチャン・タルビティ(Kristian Talvitie)は、「厳しい販売環境が続く中、2024 年第 3 四半期の ARR は前年同期比 10 % 増、為替変動の影響を除いた ARR は同 12 % 増となり、差別化された製品ポートフォリオ、サブスクリプション ビジネスモデルの弾力性、事業運営の規律、そして市場機会と投資の整合性を図るための取り組みが奏功しています。2024 年度第 3 四半期のフリーキャッシュフロー成長率も29 % と堅調でしたが、タイミングの関係でガイダンスを若干下回りました。今年度累計の業績と第4四半期の見通しを反映させるべく、2024 年度通期の為替変動の影響を除く ARR 成長率ガイダンスを 11~12 % に更新し、2024 年度フリーキャッシュフロー ガイダンスは維持する形としました。ガイダンスは適切に設定できたと考えています」と述べています。

営業キャッシュフロー対フリーキャッシュフローのガイダンス

1株当り利益ガイダンス対非 GAAP 1株当り利益ガイダンス

本プレスリリースは米 PTC が2024年 7 月 31日に発表した報道資料の抄訳です。

PTC について (NASDAQ : PTC)
PTC は、製品やサービスのイノベーションの加速、オペレーション効率や従業員の生産性の向上を実現するソフトウェア・ソリューションを提供し、世界の製造業が二桁の効果を生み出す支援をしています。PTC と幅広いパートナーネットワークが提供するデジタルトランスフォーメーション (DX) 推進のためのソリューションは、オンプレミス、クラウド、純粋な SaaS プラットフォームを介して柔軟な導入が可能です。PTC は、よりよい世界を想像するだけでなく、実現するために貢献しています。

PTC ジャパン株式会社について
米PTCの日本法人(本社:東京都新宿区)。主力製品として、拡張性と相互運用性に優れた三次元CAD のCreo、製品コンテンツと業務プロセスを一元管理する製品ライフサイクル管理 (PLM) のWindchill 、ソフトウェアの開発と管理を支援するアプリケーションライフサイクル管理 (ALM)のCodebeamer、保守やメンテナンス、利用者の利便性を向上させるサービスライフサイクル管理(SLM) の ServiceMaxなどを提供しています。また、IoTアプリケーション開発プラットフォームのThingWorxと拡張現実 (AR) オーサリングソリューションのVuforiaなどの、主要製品をサポートするテクノロジーは、PTCの顧客に継続的なイノベーションと付加価値を提供します。PTCは、これらのソリューションにより、設計から製造、運用、サービス、廃棄に至るライフサイクルを通じて製造業のデジタルスレッドを構築し、企業のデジタルトランスフォーメーションを支援しています。1992年3月設立。国内4事業拠点。https://www.ptc.com/ja

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※ PTC の社名、ロゴマークおよびすべての PTC 製品の名称は、PTC Inc.(米国および他国の子会社を含む)の商標または登録商標です。その他、記載している会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

以上

報道関係者お問い合わせ先
PTCジャパン株式会社
広報室 中村由美子
E-mail: ynakamura@ptc.com