Critical Windchill and FlexPLM Security Notice

Critical new security patches will be available on Tuesday, July 14. Customers are urged to plan accordingly and apply the patches immediately upon their release.

Learn More

部品の再利用でコストを大幅に削減

部品の分類がもたらす価値の定量化

例えば、ある企業が、年間 1 万個の部品を 1 個あたり約 5,000 ドルで導入しているとして、部品の再利用率を 2% 改善するだけでも、数百万ドルを削減できる可能性があります。そうであれば、企業は部品を整理して分類し、再利用率を改善するべきだと思いませんか?また、実際の新規部品の導入コストおよび製品のライフサイクル全体での管理コストの計算方法や、部品の重複を回避する最適な方法はご存じでしょうか?

バリューチェーン全体での部品のライフタイム

部品のライフタイムバリューについては、最初の製造コスト以外の要素も考慮する必要があります。以下の例では、プロジェクトから生産、アフターマーケットへと続く、部品のライフサイクルに関与するさまざまなチームの概要を示しています。



save-reuse-infographic-pg1-table-ja

適切な分類の効果: もたらされる多数のメリット

部品管理を中心としたプロジェクトにより、不必要に複雑化した製品を排除できます。部品を分類することで、設計者が不適切な部品を使ってしまうことを防ぎ、優先ベンダーの適切な部品を選択できます。不適切な部品の再利用、スクラップ、在庫超過に関連するコストだけでも、分類に取り組むべき理由になります。既存の部品を分類して再利用する企業は、次のような大きなメリットをが得られます。



  

コスト削減:

新規部品にはその採用プロセスも含め、高いコストがかかる可能性があります。部品を再利用すれば、時間を節約して製品の提供にかかる時間を短縮できるだけでなく、材料コストと在庫コストも削減できます。

遅延と複雑性の最小化:

部品データを整理することで、設計ニーズを満たす既存の部品を簡単に見つけ、参照できます。これにより、新規部品の製造に無駄な時間をかけることなく、市場投入期間を短縮できます。

製造とサービスを考慮した最適化:

重複した部品と図面が減ることで、製造担当者とサービス担当者による計画、組立、テスト、実行が容易になります。

削減できるコストの計算: 年間数百万ドルのコスト削減を見積もる方法,

部品の再利用によって削減されるコストを計算する場合、部品タイプ、各フェーズごとの部品の存続期間など、さまざまな要素を考慮する必要があります。

以下の例の企業は、年間で約 160 個の新規部品の導入を回避できる可能性があります((年間 1 万個の新規部品 x 2% の重複部品)x 80% 重複回避可能な割合)。年間 160 個の重複部品に、新規部品の総合的な NPV(正味現在価値である 1 万 5,000 ドルを乗算すると、この企業は部品の再利用によって年間約 240 万ドルを節約できることが分かります。1 年目に再利用された部品のライフタイムにわたる影響を計算するには、これらの再利用された部品のライフタイム期間の合計に、部品のライフタイムバリューを乗算します。その結果、23 年間で合計 5,500 万ドルの節約になると見込まれます。正味現在価値の計算には、この企業の社内利率を使用します。


パラメータ 単位 価値
年間の新規部品導入数
#
10,000
- 単純な部品の割合 %
30%.
- 標準の部品の割合 %
50%
- 複雑な部品の割合 %
20%
重複部品の数 % 2%
重複回避可能な割合 % 80%
正味現在価値 (NPV) ドル/年 $15,000
- 新規部品のコスト、プロジェクトフェーズ ドル/年 $5,000
- 新規部品のコスト、生産フェーズ ドル/年 $5,000
- 新規部品のコスト、アフターマーケットフェーズ ドル/年 $5,000
部品のライフサイクル期間 23
- プロジェクトフェーズの期間 3
- 生産フェーズの期間 5
- アフターマーケットフェーズの期間 15
年間あたりの見込みコスト削減額
((部品 1 万個/年 x 2% の重複部品)x 80% 重複回避可能な割合)x 1 万 5,000 ドルの NPV
ドル/年 240 万ドル

PLM を活用した部品の再利用

コスト面だけでも部品の再利用によるメリットは明らかです。では、企業はどのように取り組むべきでしょうか?まず「部品分類」の意義を理解するところから始めましょう。「部品分類」とは、製品、部品、文書を整理して、検索を容易にし、無駄を省いたりすることです。製品の標準化と分類により、エンジニアリングプロセス全体で情報および部品の再利用を促進できます。

部品分類は、製品ライフサイクル管理 (PLM) ソフトウェアを活用した次の 2 つの方法で実現できます。


1.部品分類
部品分類に関する説明を記述し、後からその説明に属性を追加できるようにすることで、部品をカテゴリ別に簡単に分類できます。

例: ボルト
最初に金属品のカテゴリに分類し、「六角頭、重」と分類の説明を記述します。その後、長さ、仕上げ、ねじピッチなどの属性でさらに分類できます。

2.サプライヤー管理
さまざまなサプライヤーの多数の部品を取り扱う場合、サプライヤー管理を行うことで、製品を定義するときに各サプライヤーから調達できる部品を把握できます。

例: ボルト
複数のサプライヤーからボルトを入手する場合、管理者は PLM を使用して、部品とサプライヤーを関連付け、地域、在庫、コスト、コンプライアンス情報などを登録します。

企業が迅速かつシームレスに部品分類を導入するための主な機能:

  • 属性に基づく部品と文書の自動命名
  • 部品情報のローカライズ
  • ビジネスニーズに合わせた分類スキームの設定
  • 新規部品と文書の簡単な割り当てまたは分類
  • 複数の検索方法および検索結果の絞り込み


seagate-logo-500x500 Seagate 社には、3,000 万件を超える移行対象のレコードと複数の設計センターがあり、社内外の複数のサプライヤー、委託製造業者および取引先の設計製造業者がいました。
Seagate 社は Windchill により部品分類を導入し、部品用と治具用の 2 つのクラスを作成しました。これを可能にしたのは、バリューチェーン全体に関わる部門を越えて活動するチームでした。Seagate 社は 100 万個以上の部品を Windchill に移行して分類し、ユーザーが迅速かつ効率的に部品を検索および参照できるようにしました。参照性を高めるために部品番号とサプライヤーを関連付け、バリューチェーン全体での効率を向上、コラボレーションが促進されました。

部品を分類し、部品管理を改善するその他の方法については、PTC の「部品の分類と重複部品の回避」のページをご確認ください。