PTC、OnshapeとAltiumの直接統合を発表 ECAD-MCAD連携を効率化

2026年5月15日

  • Altiumのプリント基板(PCB)設計を、統合されたクラウドネイティブのワークフローでOnshapeに直接接続
  • 電気設計と機械設計間におけるファイルベースのPCBデータ交換を排除
  • 個人または企業のライブラリへの詳細コンポーネントの組み込みを効率化

米 PTC(本社:米国マサチューセッツ州、 CEO:ニール・バルア、NASDAQ : PTC、以下 PTC /日本法人: PTC ジャパン株式会社、社長執行役員:神谷 知信)は、同社のクラウドネイティブなコンピュータ支援設計(CAD)および製品データ管理(PDM)プラットフォームOnshape®Altiumとの新たな統合を発表しました。プリント基板(PCB)設計を直接Onshapeに取り込み、両プラットフォーム間で変更を同期することにより、電気系および機械系エンジニアリングチームのより効果的なコラボレーションを実現します。

電子機器を含む製品開発では、電気設計チームと機械設計チームの緊密な連携が不可欠です。しかし、その連携が電子メールでのファイル送信や手動更新に依存している場合、効率が大きく損なわれます。データのエクスポート、バージョン調整、不具合(例えば、基板が筐体に収まらない、コネクタの位置が合わないなど)の発見の遅れによって、多くの時間が失われます。Onshape Altium Connectorは、両プラットフォーム間に直接接続を確立しAltiumのPCB設計をOnshapeに取り込むことで、こうした摩擦を解消します。これにより、チームは早期に適合性を評価し、変更をリアルタイムで追跡しながら、設計の進化に合わせて常に整合性を維持することができます。

Altiumの研究開発担当バイスプレジデントであるNikolay Ponomarenko氏は、次のように述べています。「今回の協業は、クラウドネイティブなエンジニアリングにおける重要な節目となります。ECAD-MCADコデザイン(CoDesign)技術の直接統合を拡張することで、主要なクラウドベース設計プラットフォーム間のシームレスな接続を実現します。複雑で変化の激しい業界において、クラウド上のデータを活用することにより、エンジニアは設計領域を横断した統一ワークフローの中で、リアルタイムに協業することが可能になります。これにより、手動でのファイル共有に伴うリスクが大幅に低減されることが見込まれます。このレベルの同期により、設計プロセスの初期段階からチームの足並みが揃い、将来的により高度なコラボレーションの基盤が築かれます。」

Onshape Altium Connectorの主な特長:

  • 完全クラウド対応 — ファイル変換、ダウンロード、手動データ転送は不要
  • 電気設計と機械設計の同期 — いずれかのプラットフォームで加えられた変更が他方にも自動反映され、バージョン不整合を排除
  • 設計問題の早期発見 — 回路基板が筐体に正しく収まるかなどを早期段階で検証可能
  • 組み込みのバージョン管理—電気設計の履歴はAltium、機械設計の履歴はOnshapeで管理され、リアルタイムに連携することで変更内容と時期を常に追跡可能
  • ブラウザからアクセス可能 — ソフトウェアのインストール不要で、どこからでもレビュー、コメント、マークアップが可能

PTCのOnshapeおよびArenaのゼネラルマネージャーであるDavid Katzmanは、次のように述べています。「電気設計と機械設計をリアルタイムで接続することは、完全なデジタル製品開発に向けた重要なステップです。これらのワークフローを単一のクラウドネイティブ環境に統合することで、チームは共有されたリアルタイムの製品定義に継続的にアクセスできるようになり、迅速な開発、整合性の維持、そしてより優れた製品の構築に集中できます。」

PTCは、Onshapeをはじめとする製品ポートフォリオを通じて、インテリジェント製品ライフサイクルのビジョンを推進しています。これにより、製造業および製品企業は製品データ基盤を構築し、その価値を企業全体に拡張することで、AIを活用した変革を加速することが可能になります。製品データの幅広い活用により、企業は高品質な製品をより迅速に市場投入できるだけでなく、製品の複雑性を適切に管理し、規制やコンプライアンス対応の強化など、さまざまな課題に対応できます。

詳細については、以下をご参照ください。https://www.onshape.com/en/blog/onshape-altium-connector-cloud-based-ecad-mcad-collaboration

★本内容は米PTCが2026年5月12日に発表した報道資料の翻訳です。

PTC(NASDAQ:PTC)について
PTCは、世界で利用されている製品の設計、製造、サービスのデジタル変革で製造業を支援するソフトウェアのグローバルカンパニーです。PTCは米国マサチューセッツ州ボストンに本拠を置き、7,000名以上の従業員が世界30,000社以上の顧客企業をサポートしています。詳細は、www.ptc.com.をご覧ください。

PTC ジャパン株式会社について
米PTCの日本法人(本社:東京都中央区)。主力製品として、拡張性と相互運用性に優れた三次元CAD のCreo、CAD と PDM を統合したクラウドネイティブプラットフォームのOnshape、製品コンテンツと業務プロセスを一元管理する製品ライフサイクル管理 (PLM) のWindchill 、ソフトウェアの開発と管理を支援するアプリケーションライフサイクル管理 (ALM)のCodebeamer、保守やメンテナンス、利用者の利便性を向上させるサービスライフサイクル管理(SLM) の ServiceMaxを提供しています。PTCは、これらのソリューションにより、設計から製造、運用、サービス、廃棄に至るライフサイクルを通じて製造業のデジタルスレッドを構築し、企業のデジタルトランスフォーメーションを支援しています。1992年3月設立。国内4事業拠点。https://www.ptc.com/ja

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※PTC の社名、ロゴマーク、Windchillおよびすべての PTC 製品の名称は、PTC Inc.(米国および他国の子会社を含む)の商標または登録商標です。その他、記載している会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

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