新しいライセンス管理アプリケーションは、PTC eSupport ポータルにある、強化されたセルフサービスツールです。ThingWorx、Windchill、Creo、Mathcad、Arbortext、Codebeamer FlexLM (レガシーバージョンを除く)、Integrity、CADDS5、および PTC Modeler のすべての製品のライセンス管理においてシームレスでユーザーフレンドリーなエクスペリエンスが提供されます。
このアプリケーションは 2024 年 5 月 13 日にリリースされ、既存の PTC eSupport ポータルからアクセスできます。アプリケーションの拡張機能は定期的にリリースされます。
はい。ライセンス管理アプリは、2024 年 5 月 13 日に ThingWorx および Windchill のユーザーを対象にリリースされました。2025 年 6 月 9 日になると、Creo、Mathcad、Arbortext、Codebeamer FlexLM(レガシーバージョンを除く)、Integrity、CADDS5、および PTC Modeler のユーザーもこの新しいエクスペリエンスに移行しました。ライセンス管理アプリへの移行は今後も継続していきます。全製品への対応が完了するのは 2026 年 1 月の予定です。従来のライセンス管理 Web ツールは廃止されました。
このアプリケーションは、中国語 (簡体字および繁体字)、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、韓国語、スペイン語で利用できます。画面の右上にある自分の名前をクリックし、「言語の変更」(Change Language) オプションを選択します。
そのとおりです。ライセンス管理アプリには新機能だけでなく、対応する PTC 製品も続々追加する予定です。PTC では、2026 初頭までにライセンス関連のエクスペリエンスを(新しいライセンスを管理アプリに)一元化することを目指しています。
新しいライセンス管理アプリケーションは、PTC eSupport ポータルにある、強化されたセルフサービスツールです。ThingWorx、Windchill、Creo、Mathcad、Arbortext、Codebeamer FlexLM (レガシーバージョンを除く)、Integrity、CADDS5、および PTC Modeler のすべての製品のライセンス管理においてシームレスでユーザーフレンドリーなエクスペリエンスが提供されます。
PTC の Web アクセス管理ツールでライセンス管理アクセス許可セットが設定されている顧客とパートナーは、ライセンス管理アプリケーションにアクセスしてライセンス管理操作を実行できます。顧客に代わってライセンス管理操作を行うパートナーについては、PTC が顧客の承認を得て、関係を設定する必要がある場合があります。関係は現在のライセンスエクスペリエンスにすでに存在するため、ほとんどのパートナーと顧客の場合、関係がすでに設定されている可能性があります。
2025 年 6 月 9 日以降、既存のライセンス管理 Web ツールのホームページは廃止され、PTC ライセンスを管理する場所はライセンス管理アプリケーションのみとなります。ユーザーは、すべてのライセンス管理作業の起点として、PTC eSupport から PTC ライセンス管理アプリケーションに誘導されるため、ツールやリソースへのアクセスが簡単になります。ナビゲーションガイドが利用できるようになり、ユーザーは最もよく使用するリソースを簡単に見つけられるようになります。
PTC 資格証明を使用して、ライセンス管理アプリケーションにログインします。
主な利点は次のとおりです。
- 最新のユーザー インタフェース
- 堅牢なセルフサービス機能 (ライセンスの割り当てや変更など)
- 資格および注文情報の一元管理
- 新しいライセンスと高度なフィルタリングオプションへの即時アクセス
- 契約の終了日に合わせてライセンスファイルの終了日を簡単に識別
- お客様情報一覧 (CDR) およびビジネスアセットサマリー web ツール (BSWT) に代わる新しいレポート機能により、包括的なデータを提供し、インストールベース (IB) 内のすべてのアクティブ製品の可視性を改善
Creo および Mathcad:
自宅用ホストの作成: Creo と Mathcad を使用する場合は、自宅用として指定されたライセンスを個別に追跡することで、コンプライアンスをより簡単に維持できます。このライセンスタイプでは、自宅用として別途指定されたホストが必要です。
Creo、Mathcad、Arbortext、Codebeamer FlexLM (レガシーバージョンを除く)、Integrity、CADDS5、PTC Modeler:
3 つ組サーバーホスト構成の設定: この機能が製品でサポートされている場合、信頼性の高いサーバー冗長性を利用できるようになります。
ライセンス借用機能: デフォルトでは、借用したライセンスファイルは提供されなくなります。代わりに、オプトインして、ホストレベルでこの設定を構成する必要があります。
Windchill と ThingWorx ユーザーのための継続的な進化:
名前付きユーザー管理: ホスト構成を調整して、ホスト間でのライセンス割り当て管理を無効にすることができます。割り当ての最大量は、引き続き購入金額までに制限されます。ただし、同じ名前付きユーザーが複数の環境にアクセスする場合は、環境 (本番環境、非本番環境) に関係なく、許容最大値まで割り当てることができます。
非本番環境への変更: 非本番環境は、本番環境から設定されたサンドボックスを識別するためのラベルとして機能します。サンドボックス環境での製品の複製が許可されている場合、「ライセンス制御の無効化」(Disable License Control) 機能と組み合わせて使用できるようになります。
バージョンの不一致とホスト構成の警告: アプリケーションに自動アラートが表示され、異なるシステムや環境間でのソフトウェアバージョンや構成の不一致が通知されます。この拡張機能により、アプリケーションの不一致に迅速に対処してをスムーズに動作させることができ、またライセンス契約を遵守できるようになります。
最新のセールスオーダー番号 (SON)/サブスクリプション: この拡張機能により、最近の注文、製品リスト、ホストページの各セクションで、最新の SON に基づいて製品、注文、ホストをより効率的に検索できるようになり、製品の検索、グループ化、フィルタリングが容易になります。
はい。Creo、Mathcad、Arbortext、Codebeamer FlexLM (レガシーバージョンを除く)、Integrity、CADDS5、PTC Modeler の既存のホストデータは引き継がれ、ライセンス管理アプリケーションで使用できます。そのため、ホストデータを再構成する必要はありません。PTC Access Enablement チームは、ライセンス管理ケースを通じて、移行されたホストデータの確認を支援します。
複数のフィルタ: 複数のフィルタを同時に適用するには、最初に 1 つのフィルタを適用し、その後追加のフィルタを適用します。
フィルタを除去: X アイコンをクリックするとフィルタが除去されます。「フィルタのクリア」(Clear Filters) をクリックすると、すべてのフィルタを除去できます。
フィルタロジック: 同じカテゴリの複数のフィルタを適用する場合、OR ロジックが自動的に適用されます。例: 製品 ID が TWX-123 に等しい OR 製品 IDが TWX-456 に等しいカテゴリの異なる複数のフィルタを適用する場合、AND ロジックが自動的に適用されます。例: 製品 ID が TWX-123 に等しい AND ステータス (Status ) が利用可能 (Available) に等しい
フィルタサーチ: 値を入力すると、一致する結果の候補が表示されます。一致する結果をクリックして、フィルタとして適用します。または、Enter キーを押し、contains ロジックを使用して検索します。例: 製品内容 (Product Description) CONTAINS Windchill
製品ファミリーフィルタ (特定の製品のみをサポート): クイック製品ファミリーフィルタを使用して特定の製品を簡単にフィルタできます。製品ファミリーフィルタを使用した後、追加のフィルタを適用できます。
「製品ライセンス」(Products Licenses) ページで製品アイコンをクリックして、製品のクイックフィルタを適用します。または、「製品ファミリー」(Product Family) フィルタをクリックしてから、該当するアイコンを選択します。「ホスト詳細」(Host Details) ページでも同じフィルタリング操作を実行できます。
製品内容を表示するには、製品の「ライセンス」(Product Licenses) ページまたはホストの「製品内容」(Product Details) をクリックします。「現在の構成」(Current Configurations) という最初のタブには、各ホストにインストールされている数が表示されます。「製品の詳細」(Product Details) ページから各ホストに移動することもできます。また、「レポート」(Reports) ページでは、インストールされているすべての製品、その数量、および割り当てられたホストが単一のビューに表示されます。
製品内容を表示するには、製品の「ライセンス」(Product Licenses) ページまたはホストの「製品内容」(Product Details) をクリックします。「機能リスト」(Feature List) という 2 つ目のタブには、製品に関連付けられている機能と製品のバージョンが一覧表示されます。
「Excelファイルのダウンロード」(Download Excel File) ボタンを使用すると、簡単にスプレッドシートにデータを取り込んでローカルに保存し、データ分析を実行できます。「製品ライセンス」(Product License) ページ、「製品の詳細」(Product Details) ページ、「ホスト」(Host) ページなどを含め、ほとんどのページをエクスポートできます。これらはシステム外のスプレッドシート内で結合、フィルタ、ピボットできます。新しいビューとカスタマイズ機能は継続的にリリースしています。
「パーソナライゼーション」アイコン (3 本の黒いバー) をクリックして、表示する列を選択します。ページのリストの列を上下にドラッグし、左右に移動します。同じオプションは他のテーブルにも追加されます。また、新しいオプション列が近日公開予定です。
ライセンスファイルの内容の簡略表示については、ホスト履歴の「ホストライセンスファイルの生成」(License File generation) タブに移動します。ホスト用に生成された各ライセンスファイルの「サマリービュー」(Summary View) ボタンをクリックします。サマリービューは、2024 年 10 月以降に生成されたライセンスで使用できます。
デフォルトでは、ライセンス割り当ておよび生成プロセスにより、最新の対象バージョンのソフトウェアが含まれるようになり、PTC のほとんどの顧客は最新バージョンを使用しています。以前のバージョンが必要な場合は、ホストの詳細ページにアクセスし(「ホストの管理」(Manage Hosts) に移動し、リストから対象のホストを選択します)、割り当てられた製品のリストの上にある「バージョンの管理」(Manage Versions) オプションを見つけます。
ライセンスファイルの有効期限は、カスタマーサブスクリプションの契約終了日に基づいています。これらの日付を合わせることにより、有効期限が終了して更新されたライセンスが必要になる日付を確実に予測できるようになります。更新が予約されると、更新された有効期限終了日が、更新されたライセンスファイルを作成する新しいライセンスツールで利用できるようになります。これで PTC がライセンスホストコンフィギュレーションを保存できるので、ボタンをクリックするだけで、新しい日付を使ってデバイスのライセンスファイルを簡単に再生成できます。2025 年 1 月の時点で、PTC は、ユーザーが新しいライセンスファイルに切り替える期間として、契約終了日の後に数日を追加しました。また、更新は 120 日先まで予約でき、多くの場合、終了日の 45 日前に自動予約されます。
「ホストの詳細」(Host details) ページの「バージョンの設定」(Set Version) 列で、インストールされている各製品のバージョンを簡単に確認できます。「ホストの詳細」(Host details) ページの「インストール済み製品」(Under Installed Products) に、インストールされているすべての製品の数量とバージョンが表示されます。
顧客とパートナーは、「製品パッケージサマリー」(Product Package Summary)、「製品在庫レポート」(Product Inventory Report)、「インストール済み製品サマリー」(Installed Product Summary)、「転送された製品」(Transferred Products) にアクセスできます。
a) 製品パッケージサマリー: 顧客が利用できるすべての製品パッケージの包括的な概要が表示されます。顧客の見積もりに表れるものすべてが一覧表示されるので、顧客がこれまでにどの製品を保有していたかや、現在どの製品が使用可能であるかを明確に把握できます。
b) 製品在庫レポート: 顧客が製品パッケージ内で利用できるすべての製品の詳細ビューが表示されます。ツールを介してライセンスが供与された製品だけでなく、手動で管理される製品も対象になるため、顧客のエンタイトルメントについて完全な在庫情報を確認できます。
c) インストール済み製品サマリー:インストール済み製品のハードウェアの詳細が表示され、現在どの製品がどのホストにインストールされているかが示されます。
d) 転送された製品: 契約資産が他の顧客番号と共有される場所を示します。アセットの分布を明確に把握できるため、比較的大規模な顧客が、子会社の複数のアカウントに製品を転送しているような場合に特に便利です。
eSupport でライセンス管理アプリケーションのセッションが 10 分間非アクティブになると、セッションがタイムアウトします。PTC はアクティビティの監視を続けており、将来、タイムアウトの時間を延長するかどうかを検討しています。
はい、永続ライセンス製品は製品ライセンスリストに含まれており、サブスクリプション終了日ではなく、サポート契約終了日が表示されます。製品のサポートが切れると、終了日列に失効日が表示されるか、日付が表示されなくなります。リストに永続ライセンスが誤って表示されていると思われる場合は、PTC の Access Enablement チームと共にケースをオープンし、変更の反映と、リストの修正を依頼してください。
異なるインストールベースレコードに製品が関連付けられており、別のサブスクリプション、または同じサブスクリプションの別のトランザクションの一部になっています。また、テーブルビューも使用できます。テーブルビューでは、製品を詳細に (現在のビューで) リストしたり、サマリービューで同じ終了日の同一製品を 1 行にまとめて一覧表示したりできます。
これは、顧客やパートナーにとって、セルフサービスのサポートになりますが、PTC 管理者は、顧客に代わって、ライセンス管理操作を行うことができます。パートナーは、eSupport Portal から、顧客と同じようにアプリケーションにアクセスできます。
ライセンス管理ガイドには、パートナー向けに、カスタマーイネーブルメント資料とパートナー固有のクイックリファレンスガイドが収録されています。
新しいエクスペリエンスを最大限に活用するための手順と有用なリソースについては、PTC eSupport のライセンス管理ガイドに記載されています。
PTC eSupport では、セルフサービス、ローカライズ版のクイックリファレンスガイド、ハウツービデオ、入門コースと上級コースのトレーニング録画などのイネーブルメントリソースを利用できます。これらのオンデマンドリソースでは、アプリケーションの特徴、ナビゲーション、機能に関する情報を紹介しています。
サポートプロセスは同じです。お問い合わせや問題については、「マイ PTC アシスタント」(My PTC Assistant) からチケットを送信し、「ライセンス管理」 (License Management) を選択して、PTC Access Enablement にお問い合わせください。