PTC、大手SaaS製品開発プラットフォーム・プロバイダーのOnshapeを買収

CAD・PLM業界がSaaSに移行する中でPTCをリーダーに位置付ける買収

米PTC(本社:米国マサチューセッツ州、社長兼CEO:ジェームス・E・ヘプルマン、NASDAQ:PTC、以下PTC/日本法人:PTCジャパン株式会社、本社:東京都新宿区、代表取締役:桑原 宏昭)は、10月23日、コンピューター支援設計(CAD)と強力なデータ管理・協働ツールを統合する初のサービスとしてのソフトウェア(SaaS)製品開発プラットフォームを生み出したOnshapeを約4億7000万ドル(取得現金控除後)で買収する正式契約を締結したと発表しました。この買収により、SaaSを用いた製品の提供により、PTCは新規顧客のさらなる獲得ができることになり、業界において避けることのできないSaaS移行の流れを活用できるようになる見込みです。本取引は、規制当局の承認とその他の完了条件の充足を経て、2019年11月に完了する予定です。 

マサチューセッツ州ケンブリッジを拠点とするOnshapeは、ジョン・ハーシュティック、 ジョン・マケレニー、デーブ・コーコランを含むCADの先駆者や伝説的技術者と、ソリッドワークスの発明家や元役員が2012年に設立しました。Onshapeは、大手ベンチャー・キャピタル企業から1億5000万ドル以上の資金を確保し、導入企業は世界で5000社を超えています。Onshapeのソフトウェア製品はSaaSモデルで提供され、接続されたあらゆる場所・デバイスからアクセスできるため、高価なハードウエアや維持管理に必要なコストが削減されます。デザイナー、エンジニア、その他の出先で働くモバイルチームは、クラウド式製品の恩恵を受けられ、協働を強化することにより新製品の市場投入までに必要な時間を劇的に削減すると同時に、ソフトウェアを常に最新に保てます。 

PTCのジム・ヘプルマン社長兼最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「PTCは、企業の成長を促進する新しい技術革新の追求で成果を上げ、高評価を受けてきました。オンプレミスのCAD・PLM事業で得た強力な勢いを基盤として、私たちは未来に目を向け、SaaSによる新たな成長を目指しています。」 

本買収は、PTCの経常収益ビジネスモデルへの全体的な進化における次のステップであり、その最初のステップは2019年1月に完了した当社のサブスクリプション・ライセンスへの移行の成功でした。SaaSモデルは、CAD・PLM市場では初期段階ですが、他のほとんどのソフトウェア分野で急速に業界の最優良事例になっています。 
ヘプルマンは、次のように述べています。「今日、CAD市場の高成長分野を占める中小規模のCAD企業の顧客がSaaS提供モデルに関心を移しており、より大規模な顧客からの関心が時間と共に拡大すると期待しています。Onshapeの買収により、当社のオンプレミス事業は業界で唯一実績が証明されているスケーラブルで純粋なSaaSプラットフォームで補完されます。これにより、新たなCADとPLMの成長機会が開かれるのと同時に、市場がSaaSモデルに移行する中でPTCがリーダーになると期待しています。」 

SaaSモデルの導入により作業の迅速化、協働の推進、技術革新が実現する上に、初期費用を削減でき、管理・保守用のITインフラも不要です。ソフトウエア・プロバイダーにとっては、SaaSモデルによってより安定的で予測可能な収益源が得られ、ユーザーが技術革新の早期採用から恩恵を受けるためユーザーの定着率が高まり、新たなセグメントと地域への拡大を可能にすることが実証されています。 

Onshape共同創業者のジョン・ハーシュティック最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「Onshapeでは、組織の製品開発方法の変革を支援するPTCのビジョンを共有しています。当社とPTCは、CAD・データ管理ツールのSaaS採用に関して製品開発業界は「転換点」に近づいていると考えています。競争力を高めるための最新の技術革新でお客さまを支援していきたいと思います。」 

Onshapeは今後、PTC内の事業ユニットとして運営され、現在の経営陣はPTCのジム・ヘプルマン社長兼最高経営責任者(CEO)の下で勤務します。 

ジム・ヘプルマンは、次のように述べています。「技術リーダーとビジネスリーダーから成る極めて有能なチームを当社に迎えられて非常にうれしく思います。私たちの事業を次の成長レベルに導いていきたいと思います。」 

本取引に関するPTCの専任財務顧問は、バークレイズが務めました。 

Onhapeの買収に関するその他の財務情報、およびPTC経営陣が2019年9月30日締め第4四半期および会計年度の利益ならびに本買収について解説するために開催する電話会議への参加方法に関する詳細は、PTCの2019年第4四半期プレスリリース(英語版のみ)をご覧ください。 

関連情報 

本買収について(英語版のみ)
Onshapeについて 

将来見通しに関する記述 

本ニュースリリースには、買収完了の時期、当社の将来の成長および財務実績に対する本買収の影響、買収した技術の当社事業への期待される価値を含め、将来の出来事および期待に関する記述が含まれます。これらの記述は、リスクおよび不確実性を伴う「将来見通しに関する記述」であり、特定のリスクおよび不確実性の結果として、実際の結果は予測されたものと大きく異なる可能性があります。そうしたリスクおよび不確実性には、完了条件が当社の期待した時期または内容通りに満足されない可能性ならびに放棄される可能性、取得した技術が当社の期待する新規顧客および市場へのアクセスを提供できない可能性(新規顧客および市場がその技術を受け入れない場合)、当社が取得した技術を当社の期待した時期または内容通りに統合できない可能性(追加のSaaSソリューションを提供する当社の能力に悪影響を与える可能性があります)、お客さまが当社の期待通りに製品開発にSaaSソリューションを採用しない可能性(当社の売上高に悪影響を及ぼす可能性があります)、Onshapeの主要な従業員がPTCに残らない可能性(Onshapeの事業およびOnshapeの事業を首尾良く統合および運営する当社の能力を阻害する可能性があります)、およびPTCが米証券取引委員会に提出した書類に記載されているその他のリスクおよび不確実性が含まれます。 

PTCについて(NASDAQ: PTC)
PTCは、スマートでコネクティッドな世界において、企業によるモノの設計、製造、運用、サービス改革の支援を行っています。1986年、PTCはデジタル3D設計に革命をもたらし、1998年には初めてインターネットベースの製品ライフサイクル管理(PLM)ソリューションの提供を開始。今日では、PTCのインダストリアル・イノベーション・プラットフォームと実証済みのソリューション群により、フィジカルとデジタル世界の融合によって生み出される新たな価値創造を支援しています。PTCのソリューションにより、製造業のみならず、パートナーや開発者のコミュニティは、モノのインターネット(IoT)や拡張現実(AR)の技術を活用し、未来のイノベーションを実現できます。

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