PTCとANSYS、設計者にリアルタイム シミュレーションを提供する新製品を投入

Creo Simulation Liveの利用により、設計環境の中で直接リアルタイムシミュレーションを実施、デザインの検討をより短時間に繰り返し、開発効率化やコスト低減を実現

米PTC(本社:米国マサチューセッツ州、社長兼CEO:ジェームス・E・ヘプルマン、NASDAQ:PTC、以下PTC/日本法人:PTCジャパン株式会社、本社:東京都新宿区、代表取締役:桑原 宏昭)は、本日、PTCとANSYSの世界有数の設計・シミュレーション機能を組み合わせた新たな製品であるCreo® Simulation Liveソリューションのリリースを発表しました。Creo Simulation Liveは、設計環境で直接リアルタイム シミュレーションを行えるようにするもので、設計者は設計に関する判断の影響をその場で確認することができます。Creo Simulation Liveを利用することで、製品設計者は通常の作業の流れの中でリアルタイムで設計指針が得られることになります。

ANSYS社バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャのマーク・ヒンズボー(Mark Hindsbo)氏は次のように述べています。
「設計プロセスでは、あまりにも長きにわたり形状と機能が分離されてきました。この画期的なテクノロジーにより、すべての設計者は、デザインを作成しながら、そのデザインにおけるパフォーマンスの情報を即座に得ることができるようになります。この機能によって製品設計は根本的に変化し、設計者は多くのイノベーションを生み出し、製品をより早く市場に投入できるようになるため、製品開発がはるかに迅速になります。」

シミュレーションと設計は以前からシステムとプロセスの両面で分離されてきたため、設計のサイクルが長くなり、シミュレーションの活用が限定的でした。Creo Simulation Liveは、シミュレーションをモデリング環境に組み込むことでこれらの障壁を打ち破り、より高度な検証を解析専任者に依頼する前に、設計作業を進めながら潜在的な問題を解決する過程の中で、設計者自身で検討している選択肢の影響を把握することが可能になります。設計品質が向上することにより、解析専任者はより高度で価値の高い解析に時間を費やすことができるようになります。本日の発表内容は、昨年PTCのLiveWorx® デジタル変革カンファレンスで発表されたPTCとANSYSの戦略的提携により生まれたものです。

PTC CADセグメント担当シニアバイスプレジデントのブライアン・トンプソン(Brian Thompson)は次のように述べています。
「より軽量、高速、高強度で、最初から問題なく機能する製品が求められることが、伝統的な設計プロセスにとって負担となってきました。企業は長年にわたり解析主導型設計を提唱してきており、PTCとANSYSは設計者のためのシミュレーションに向けて協力しています。このANSYSとの協業をさらに発展させていけることを喜ばしく思います。」

Creoは、クラウドベースの拡張現実(AR)技術、インダストリアルIoT(IIoT)、シミュレーション、トポロジー最適化、熱流体解析等の様々な新機能やテクノロジーを活用することで、フィジカルとデジタルの世界の橋渡しをより容易に実現します。CADデータは、製品の設計、製造、サービス提供時点の情報や、現実世界で使用されている製品の状態をデジタルで記録した「デジタルツイン」を実現する基盤となるものです。デジタルツインは、製品のデジタルデータと現場での実際の製品のエクスペリエンスを組み合わせたものであり、企業は顧客ニーズにさらに合致した製品の構想を生み出し、また、製品のより優れたマーケティングや販売のためのビジネスモデルの構築に寄与します。

Creo Simulation Live は6月10日~13日に開催されるLiveWorxのXtropolis会場でもご覧いただけます。CAD、デジタルエンジニアリングのセッション、スポットライト基調講演、アドオン トレーニングに関する情報は www.liveworx.com をご覧ください。

<関連情報>

*本内容は米PTCが2019年2月21日に発表した報道資料の翻訳です。

ANSYS について
ロケットの打ち上げをご覧になったことはありますか。あるいは、飛行機で空の旅、車でドライブ。橋を渡ったり、PC を使ったり、モバイルデバイスの画面にタッチしたり、ウェアラブルデバイスを身に付けたり。それらの製品は、ANSYS のソフトウェアを使って生み出されたものかもしれません。ANSYS は、Pervasive Engineering Simulation(エンジニアリングシミュレーションの活用拡大)と呼ぶ戦略を通じ、工学シミュレーションの世界的リーディングカンパニーとして、抜群に優れた革新的な製品の誕生に貢献しています。ANSYS がお届けする、最も複雑な設計上の課題であっても解決することのできる、最高の、そして最も幅広い工学シミュレーションソフトウェア群。もう、製品設計の制約になるのは想像力しかありません。ANSYSは1970年設立、米国ペンシルベニア州ピッツバーグの南に本拠を置く企業です。詳細は www.ansys.comをご覧ください。

PTCについて(NASDAQ: PTC)
PTCは、スマートでコネクティッドな世界において、企業によるモノの設計、製造、運用、サービス改革の支援を行っています。1986年、PTCはデジタル3D設計に革命をもたらし、1998年には初めてインターネットベースの製品ライフサイクル管理(PLM)ソリューションの提供を開始。今日では、PTCのインダストリアル・イノベーション・プラットフォームと実証済みのソリューション群により、フィジカルとデジタル世界の融合によって生み出される新たな価値創造を支援しています。PTCのソリューションにより、製造業のみならず、パートナーや開発者のコミュニティは、モノのインターネット(IoT)や拡張現実(AR)の技術を活用し、未来のイノベーションを実現できます。


PTCジャパンについて
米PTCの日本法人(本社:東京都新宿区)。CAD、製品ライフサイクル管理 (PLM)、アプリケーション ライフサイクル管理 (ALM)、サプライチェーン管理 (SCM)、サービス ライフサイクル管理 (SLM) 、モノのインターネット (IoT) の各テクノロジー ソリューションにより、製造業における顧客企業を支援。拡張性と相互運用性に優れた製品設計ソフトウェア群の Creo、製品とサービスのライフサイクル全体にわたる製品コンテンツと業務プロセス一元管理のWindchill、ソフトウェア要件管理/変更・構成管理/テスト管理/実装管理のIntegrity、技術情報/サービスナレッジ管理/補修部品管理/保証・契約管理/フィールド サービス管理/サービス物流管理のServigistics、工学技術計算の設計と文書化を同時に行える Mathcad、IoTアプリケーション プラットフォームのThingWorx、拡張現実(AR)プラットフォームのVuforiaといった革新的なソフトウェア製品と、製品開発業務プロセス改革コンサルティング、製品教育サービス、テクニカルサポートを提供しています。
1992年3月設立。国内4事業拠点。Webサイト:http://www.ptc-jp.com

※PTCの社名、Creo、LiveWorx、ロゴマークおよびすべてのPTC製品の名称は、PTC Inc.(米国および他国の子会社を含む)の商標または登録商標です。その他、記載している会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

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野中 沙織
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