Creo Elements/Direct Modeling での拡張現実 (AR) 設計共有
Creo Elements/Direct Modeling(以下、CE/D Modelingと略す) の設計データを直接、拡張現実 出力し、スマートフォンやタブレットで視覚化が可能になった。
Creo Elements/Direct Modeling 20.2 より使用可能である。
この機能を使用するために追加ソフトウェアを購入する必要はない。
従来、設計データを CAD ユーザ以外に共有するためには以下の問題があった。
・ ビューワデータを生成し、そのデータを転送する必要がある。
・ 受け手側はビューワを用意し、操作を習得する必要がある。
・ ビューワの中では、実際のサイズ感をイメージできない。
本リリースでは、数回のクリックで設計のARエクスペリエンスを共有することで、これらの問題を解決することができる。
AR出力の仕方
1. 空間ターゲット (ARの床面) を配置
AR出力した時、床となる場所に専用のWPを配置する。
(CE/D Modeling の AR出力では ThingMark *1を使用することはできない。)
*1: QRコードのようなAR認識用のマークで、Creo Parametricは出力することができる。
2. モデルをパブリッシュ
ターゲットを配置したらモデルをパブリッシュする。
パブリッシュ先はPTCが提供するクラウド上のサーバである。
パブリッシュするにはPTCアカウントが必要である。
3. アクセス先を共有
あとは、モデルを見て欲しいメンバーにURLリンクを送付する。
Webブラウザから、簡単に送付することができる。
AR を見るためには。
無償のアプリ Vuforia View を使用して、拡張現実を体験できる。
このアプリをダウンロードするリンクは、アクセス情報の 電子メール に含まれる。
Creo AR 無償版/有償版 の違い
Creo ARにはCreo AR Design Share Enterprise という有償版がある。
管理者による管理ができる、企業レベルの運用が可能である。
もっとも簡単に3D ARを作成する方法、それがCreo AR。
Creo ParametricだけでなくCreo Elements/Direct, Creo Viewと広がった。