PTCジャパン、スマートシティとIoTロボットをテーマに 学生向けIoT/ARハッカソンを開催
国内大学および高専6校7チームが PTCのThingWorxおよびVuforiaを活用したユニークで革新的なアイデアを発表
PTCジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:桑原 宏昭、以下PTCジャパン)は、8月30日、未来のものづくりを担う学生を対象に「PTC Challenge IoT / AR Hackathon for Student in 2018」をPTCジャパンオフィスにて開催しました。本ハッカソンには、国内大学および高等専門学校6校7チームが参加し、ユニークで革新的なアイデアが発表されました。
本ハッカソンのテーマは、大きく分けて1.スマートシティ(例:エネルギー、橋、水道、自動運転、建物など)、2.IoTロボット(AI、VR/AR、LabVIEW、3DCADなど)の2つに分かれており、PTCのThingWorx®、ThingWorx Analytics、Vuforia® StudioTMまたはVuforia Engineを使用することが条件となっています。開発期間は5ヶ月と学生向けハッカソンとしては長めの設定になっており、参加者は、アカデミック向けに1年間無料で提供したThingWorxライセンスや、体験版のVuforia StudioおよびVuforia Engineを使用しました。また、PTCは操作習得支援やハッカソンで発表するアイデアの出し方などの面で、参加する学生たちをサポートしています。
PTCジャパン株式会社プラットフォーム IoT事業部 事業部長 辻 雅史は、次のように述べています。「多くの皆様のご支援とご参加を頂き、内容ならびに先進性に富むハッカソンを実施できた事を非常に嬉しく思います。PTC は各種アカデミック向けの活動や産学連携を通じ、学生や教員の皆様ならびにパートナー様と次世代デジタルトランスフォーメーションを共創してまいります。 今回のハッカソンはその活動の一環であり、今後このような活動や連携を更に強化し貢献してまいります」
PTCアカデミックプログラムは、IoT人材を育成するプログラムを推進する教育機関において活用いただけるライセンス「IoT Ambassador Program for ThingWorx」を用意しています。このライセンスは3ヶ月間、学内でユーザー100人まで無料で使用することが可能です(クラウド版で提供するためインストールの必要はありません)。3ヶ月目以降は1年間、機械学習つきのライセンスを15ライセンス、オンプレミスで提供しています。
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参加7チームより発表されたアイデア
※発表順
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中央大学 理工学部生産情報システム研究室「ThingWorxを用いた部品交換支援」
ThingWorxとVuforia Studioを活用したアームロボットの部品劣化の検知と交換
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青山学院大学 理工学部情報テクノロジー学科「Wi-Fi電波の可視化」
Vuforia EngineとHoloLensを用いたWi-Fi電波の可視化による、接続の問題の早期発見・解決
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ものつくり大学 製造学科「Vuforiaを用いた装置組み立てガイドの提案」
Vuforia Studioを活用した自作PCの組み立てガイド
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東京大学 森川研究室「ARを駆使した簡単&リアルな化学実験ツール」
Vuforia Studioによる化学実験の実現による、中学高校における化学実験の実習の不足を解消
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北九州工業高等専門学校 生産デザイン工学科知能ロボットシステムコース「KIT Smart Care Home Project – ARとビーコンで実現する新たな介護施設管理システム-」
介護施設における付帯業務を支援する、Vuforia Studioを活用した服薬介助システムとThingWorxを活用した行動記録自動生成システム
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名古屋工業大学 経営システム学科「脅威情報を用いた早期警戒手法」
ThingWorxを活用したICSへのサイバー攻撃の予測・検知モデルの作成
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青山学院大学 理工学部情報テクノロジー学科 設計情報工学研究室「室内位置推定の手法とAR表示の効果」
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中央大学 理工学部生産情報システム研究室「ThingWorxを用いた部品交換支援」
- 表彰結果
最優秀賞 東京大学 森川研究室「ARを駆使した簡単&リアルな化学実験ツール」
敢闘賞 北九州工業高等専門学校 生産デザイン工学科知能ロボットシステムコース
「KIT Smart Care Home Project – ARとビーコンで実現する新たな介護施設管理システム-」
システム賞 名古屋工業大学 経営システム学科「脅威情報を用いた早期警戒手法」
特別賞 中央大学 理工学部生産情報システム研究室「ThingWorxを用いた部品交換支援」
- ハッカソンスポンサーパートナー
青葉電子株式会社
アンシス・ジャパン株式会社
株式会社エンハンラボ
株式会社セラク
株式会社理経
(五十音順)
PTCジャパンについて
米PTCの日本法人(本社:東京都新宿区)。CAD、製品ライフサイクル管理 (PLM)、アプリケーション ライフサイクル管理 (ALM)、サービス ライフサイクル管理 (SLM) 、モノのインターネット (IoT) 、拡張現実(AR)の各テクノロジー ソリューションにより、製造業における顧客企業を支援。拡張性と相互運用性に優れた製品設計ソフトウェア群の Creo、製品とサービスのライフサイクル全体にわたる製品コンテンツと業務プロセス一元管理のWindchill、ソフトウェア要件管理/変更・構成管理/テスト管理/実装管理のIntegrity、技術情報/サービスナレッジ管理/補修部品管理/保証・契約管理/フィールド サービス管理/サービス物流管理のServigistics、工学技術計算の設計と文書化を同時に行える Mathcad、インダストリアル・イノベーション・プラットフォームのThingWorx、拡張現実(AR)プラットフォームのVuforia、産業用接続プラットフォームのKepwareといった革新的なソフトウェア製品と、製品開発業務プロセス改革コンサルティング、製品教育サービス、テクニカルサポートを提供しています。1992年3月設立。国内4事業拠点。Webサイト:https://www.ptc.com/ja
報道関係者お問い合わせ先
PTCジャパン株式会社 PR マネージャ 野中 沙織
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