Kepware RedundancyMaster | OPC サーバーのペアを簡易に構成

複数台の OPC サーバーを冗長ペアとして構成することで、OPC データの信頼性と可用性を向上させます。

RedundancyMaster とは

RedundancyMaster は、複数台の OPC サーバーを冗長ペアとして構成できるようにすることで、OPC データの信頼性と可用性を向上させます。 OPC クライアントアプリケーションには、各冗長ペアが 1 台の OPC サーバーとしてシームレスに表示されます。既存のクライアント/サーバーアプリケーションの構成を一切変更することなく RedundancyMaster を追加できるため、ダウンタイムを発生させずにプロセスを継続できます。

RedundancyMaster の利点

 

現場のニーズに応える信頼性

OPC 冗長化技術により、OPC システムの信頼性と効率性を向上させます。ソフトウェアエラー、ハードウェア障害、人為的ミスが発生した場合でも稼働に影響を与えません。

ROI の向上とダウンタイムの低減

OPC クライアントが通信リンクを失った場合、RedundancyMaster はセカンダリ OPC サーバーに移行し、システムのダウンタイムを短縮し、コストを削減します。

操作性

直感的な操作性により、わずか数分で冗長 OPC システムを構築できます。表示されるサーバーから、プライマリとセカンダリの OPC サーバーを選択するだけです。


ユースケースに適した OPC 冗長化ソフトウェアを選択

RedundancyMaster が OPC データの可用性と信頼性をどのように向上させるか、一般的なユースケースをいくつかご紹介します。

オブジェクトベースの障害の影響を低減
リンクベースの障害を低減
RedundancyMaster で 2 台の OPC サーバーをペアとして構成
複数台の OPC サーバーで冗長ペアを構成
ローカルマシン上で冗長化

オブジェクトベースの障害の影響を低減

オブジェクトベースの障害は、クライアントアプリケーションと OPC サーバー間のソフトウェアリンクが切断されたときに発生します。RedundancyMaster を導入することで、このダウンタイムを回避できます。

リンクベースの障害を低減

RedundancyMaster は、問題を監視し、クライアントアプリケーションをセカンダリ OPC サーバーにリダイレクトすることにより、ハードウェアベースのリンク障害から保護します。.

RedundancyMaster で 2 台の OPC サーバーをペアとして構成

複数台の OPC サーバーを使用して OPC システムを再設計し、単一障害点を排除します。

複数台の OPC サーバーで冗長ペアを構成

RedundancyMaster で複数の OPC サーバーペアを構成し、2 つの別々のデバイスネットワークからデータを収集します。

ローカルマシン上で冗長化

セカンダリ OPC サーバーを実行するために、新しい機械を用意する必要はありません。既存のローカルマシン上で、OPC クライアントとセカンダリ OPC サーバーを実行できます。

信頼性に優れた OPC ペアの構築を実現する RedundancyMaster の機能

OPC 冗長化に対する考え方を大きく変える RedundancyMaster の機能をご確認ください。革新的な機能を備えた RedundancyMaster は、お客様が現在使用している OPC アプリケーションとシームレスに連携して、信頼性と費用対効果をさらに向上させます。

  • プライマリ/セカンダリマシン名: OPC クライアントの優先接続を指定するプライマリマシンと、フォールバック接続を指定するセカンダリマシンを参照します。

  • サーバーステータスの照会頻度とタイムアウト: サーバーステータスを監視する頻度とセカンダリ OPC サーバーに切り替える条件をアプリケーションごとに選択できます。

  • 接続モード: プライマリおよびセカンダリの OPC サーバーに接続する方法とタイミングを設定し、利用可能なときは、プライマリ OPC サーバーに自動的に接続するよう設定できます。

  • 汎用的なシステム設定: 設定を使用して、フェールオーバーの開始、診断のキャプチャ、およびイベント電子メールアラートの送信を行うタイミングを選択します。

  • OPC データのエイリアス設定: 同じ ProgID を持つ OPC サーバーを利用し、複数のペアを簡単に構成できます。

RedundancyMaster に関するよくある質問 (FAQ)

  • RedundancyMaster はどの言語で利用できますか?

    RedundancyMaster は英語でのご提供となります。

  • RedundancyMaster はどのようなアプリケーションをサポートしていますか?

    RedundancyMaster がサポートしているアプリケーションは次のとおりです。



    • DDE フォーマット CF_Text および AdvancedDDE
    • OPC Data Access (OPC DA) バージョン 1.0a および 2.0
  • RedundancyMaster はどの OS と互換性がありますか?

    • Windows 8
    • Windows 7 Professional/Enterprise/Ultimate
    • Windows Server 2012
    • Windows Server 2008 および 2008 R2
    • Windows Vista Business/Enterprise/Ultimate
    • Windows Server 2003 SP2
    • Windows XP Professional SP3 以上
  • RedundancyMaster を運用するためのシステム要件

    • 2.0 GHz プロセッサ
    • 1 GB の内蔵 RAM
    • 180 MB の空きディスク容量
    • イーサネットカード
    • Super VGA (800 x 600) 以上の解像度のビデオ
  • Kepware RedundancyMaster のサポート終了日

    2016 年 11 月 15 日をもちまして RedundancyMaster V1 のサポートは終了しました。V1 インスタンスを引き続き実行することは可能ですが、テクニカルサポートやソフトウェアパッチはご利用いただけません。ご不明点がございましたら、PTC までお問い合わせください。

お問い合わせはこちら

リンクベースやオブジェクトベースの障害が発生したとき、OPC サーバー接続が影響を受けていませんか?RedundancyMaster を利用すれば、お客様の環境のニーズに合わせて OPC サーバー冗長ペアを構成できます。サポートが必要な場合は、こちらのフォームからお問い合わせください。

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