拡張現実で実現できること

1834 年創業の Sulzer 社は、世界をリードするポンプ製造メーカーの 1 つであり、2017 年の売上は 30 億ドルに達しています。同社は、石油、ガス、電力、水道を主要市場としており、最先端の製品、性能、信頼性、エネルギー効率の高いソリューションで広く知られています。同社では、ポンプ ソリューション、回転装置の保守、分離、混合、散布の技術に特化しています。世界中にサービス センターと営業拠点のネットワークを持つ同社の製造設備の規模は、製造とサービスの拠点が 180 カ所、従業員は約 40 万人に及びます。

目標

Sulzer 社の 2017 年の目標は、“触れることのできるデジタル化” であり、今日の拡張現実で実現可能な成果物を提供することでした。同社は、製品の売上拡大やイノベーションをもたらしてくれる管理部門やサービス部門などに対し、テクノロジを具体化する必要性を感じていました。そこで、これまでは予算やリソースなど制約から、10 種類程度しか制作できなかった展示品を、AR を活用することで、既存CADデータを利用した 3D インタラクティブ体験をすべての製品で制作することにしました。同社にとって、使いやすく、すぐさま現場投入できるツールキットを用意することが重要でした。AR を活用することで、現在同社では、いつでもどこからでもカスタマイズされた仮想的な3D モデルにアクセスできるようになりました。

ソリューション

Sulzer 社では、Vuforia Studio を、AR 開発で一歩先をいくテクノロジとして認識していました。Vuforia Studio を活用すれば、プログラミングや AR の専門知識は必要なく、スケーラブルな AR 体験を、すばやくかつコスト効率の良く制作し、配布することができました。同社は PTC の Vuforia Studioの無償試用プログラムからはじめ、既存の 3D CADデータを活用した魅力的なデジタル体験を制作が可能な統合プラットフォームを実現しました。リアルとデジタルを融合させることで、既存の3D CADデータを、価値あるオンデマンドのユーザー エクスペリエンスに変換し、展示品とレビューのすべてのプロセス向けに “触れることのできる製品” の制作に成功しています。

結果

Sulzer 社では、Vuforia Studio ドラッグアンドドロップによるオーサリング機能により、10 カ月という短期間で “デジタル化” の目標を達成し、現在の拡張現実の成果を公表することができました。Vuforia Studio を活用することで、既存の CAD データから臨場感あふれるリアルタイムの AR 体験を制作し、あらゆるデバイスに対し 3D モデルを配布することができます。また、カスタマイズ機能、3D アニメーション機能、デジタル オーバーレイ、ファクト シートなどにより、設計プロセスを変革し、潜在的なパートナーや顧客の賛同を得ることに成功しました。Vuforia Studio で構築した AR 体験を活用することで、2D 画像のカタログをめくるのではなく、複数の 3D モデルにわたって即座にスキャンやサンプリングを行うことができます。

"引退間近のベテラン従業員と雇用を求める若者との間にはギャップが広がっています。拡張現実は、このような状況に必要な技能伝承に役立てることができます。"
ウォルター・シェイン (Walter Shein) 氏、Sulzer 社

可能性の見極め

拡張現実によってビジネスをどのように変革できるのかについて、ぜひご自身でご確認ください。Vuforia Studio無償試用版を申し込みいただき、今すぐ制作してみましょう。

詳細については、こちらをご覧ください。studio.vuforia.com.