Continental 社の Integrity RIFアダプタの使用



Continental 社では、PTC 製品 Integrity の ReqIF アダプタを使用しているので、初期の要求仕様を一度インポートするだけということはありません。更新は、更新された顧客要求仕様をインポートすることによって自動的に行われるので、変更された要件を手動で識別する必要がなく、時間を節約すると同時に一貫性を確保できます」

— アンドレ・ラドン (Andre Radon) 氏

背景

自動車企業グループ Continental 社における開発の多くは、エレクトロニクスと組み込みソフトウェアの強化という形で行われており、多くの新機能は安全性に関連しています。同社では、OEM パートナーと定期的に要求仕様を交換しています。仕様フェーズでのこの緊密なコラボレーションは、高品質な製品を適時に確実に供給するために重要です

 

概要

Continental 社は、自動車の OEM パートナーに組み込み電子システムを供給しています。Continental 社とパートナーとの間では、コラボレーションを通じた開発プロセスで、製品要件を相互に交換する必要があります。しかし、要件データは量が多くて複雑であるために、手動インポートは時間がかかり、面倒で、エラーが発生しやすくなります。多くの自動車サプライヤに共通するこの問題に対処するために、Object Management Group (OMG) は ReqIF 1.0.1 ( 旧 RIF) をリリースしました。Continental 社では、Integrity の Requirements Interchange Format (RIF) アダプタを使用して、要件の標準的交換と自動更新を可能にしています。

 

課題

静的な MS Word 文書を手動で交換していては、労力がかかりすぎてサイクル タイムの要件に対応できません。また、カスタム統合とインポート用のスクリプトの記述も、時間がかかるだけでなく、プログラミング済みのテクノロジとフォーマットだけに制限されます。プロジェクトが複数の組織にまたがるため、共通の安全なデータ交換フォーマットのサポートは、自動エンジニアリング プラットフォームの重要な要素となります。さらに、OEM 要件に対する変更の管理は、より重要な課題になります。

 

ソリューション

RIF は要求仕様交換の標準規格です。XML ベースのデータ フォーマットを使用して、交換シナリオを記述します。RIF は現在、ReqIF 1.0.1 という名前で、国際的な OMG 規格としてリリースされています。RIF を使用して要件データを交換することにより、製造メーカーとサプライヤとの間のコラボレーションとコミュニケーションが向上します。 - Integrity RIF ユーティリティにより、要件をさまざまなツール セットと自動的に交換できます。これにより、Continental 社では、OEM 要件を自社の仕様まで、そしてさらに実装レベル ( たとえばソース コード ) にまで追跡できます。 - 自動更新により、OEM 要件に対する変更が効率的かつ正確に組み込みます。Continental 社では、Integrity の RIF アダプタを使用しているので、初期の要求仕様を一度インポートするだけということはありません。更新は、更新された顧客要求仕様をインポートすることによって自動的に行われるので、変更された要件を手動で識別する必要がなく、時間を節約すると同時に一貫性を確保できます。Integrity によって提供される分類とアクセス権限により、Continental 社の知的財産はセキュリティで安全に保護されており、製品に関する必要なレベルの詳細のみがパートナーと交換されます。

 

結果

  • 要件の交換の管理にかかる時間を節約
  • 初期のインポート時の精度と完全性が向上
  • 自動更新により、変更サイクル タイムがさらに短縮され、整合性が向上
  • 安全なデータ交換により、知的財産を保護
  • 共通のデータ交換フォーマットにより、地理的な境界と異種のテクノロジにまたがったコミュニケーションとコラボレーションを強化

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