Creo Simulation Live とは

Written By: Caterina Mclean

PTC の 3D CAD ソフトウェアである Creo についてはご存じかもしれません。このソフトウェアを使えば、エンジニアおよび設計者は、物理的な製品の開発や更新をデジタルな方法で行うことができます。ジオメトリの作成、アセンブリへの部品の配置、スイープ サーフェスの形成などが可能です。

エンジンのアセンブリ

Creo Parametric で表示したエンジンの 3D CAD モデル

Creo にはシミュレーション ツールも含まれており、エンジニアは、さまざまな物理的な荷重や力にモデルがどのように反応するかをテストできます。こうしたシミュレーションは、物理的な作業に入る前に製品を最適化するのに役立ちます。モデルの物理的な試作や製造の開始後、消費者への販売後に、欠陥が見つかってから対処したのでは、コストがはるかに高くなります。

ただし、シミュレーション機能は非常に有用である反面、コンピュータの CPU を多く消費し、時間もかかります。

モデルに変更を加えるたびに、シミュレーションによる調査を実行し、コンピュータから結果が出力されるのを待たなければなりません。たとえ 1 回の処理にかかる時間が短くても、さまざまなイテレーションを検討するうちに、数秒、数分が積み重なり、全体にかかる時間は長くなります。

リブを 1 ミリメートル削ることで、強度を犠牲にすることなく、いくらか軽量化できるかもしれない場合、試しに変更を加えてシミュレーションを実行し、結果を待ちます。0.5 ミリメートルではどうでしょうか。また待ちます。16 分の 9 ではどうでしょうか。もうお分かりですね。

Creo Simulation Live は、製品設計のこうした状況に変革をもたらします。ANSYS によって最初に導入されたテクノロジを利用することで、調整して結果を待つというサイクルが排除され、シミュレーションの効果が上がります。

Creo Simulation Live とは

Creo Simulation Live は、Creo CAD ソフトウェアに新しく追加されたツールです。エンジニアは、このツールにより、パラメトリック モデルに対するシミュレーションをリアルタイムに実行できます。PTC の CAD セグメント担当 SVP のブライアン・トンプソン (Brian Thompson) は、次のビデオで、「モデルに変更を加えるたびに、その結果をモデリング環境で瞬時に確認できます」と述べています。

もう待つ必要はありません。では、コンピュータへの負荷についてはどうでしょうか。Creo Simulation Live は、システムのグラフィック カードのメモリを利用することで、その問題を克服しています。

そのおかげで、ボタンをクリックするだけで Simulation Live を起動して作業を開始できます。「実にシンプルです」と、トンプソンは言います。

シミュレーション回数を増やして、よりよい結果を出す

即時にシミュレーションを行えることのメリットをすぐに理解できなくても、全体的として製品の向上につながる可能性はあると、トンプソンは言います。

トンプソンはこのように説明します。「とても簡単に、難なく即時のシミュレーションを実行できるため、お客様が設計プロセスでシミュレーションを進んで使用するようになります。シミュレーションの回数が増えると部品の品質が向上し、要件への適合度合いも高まります」

このように、設計エンジニアは、設計を非常にスピーディーに最適化できるようになります。モデルが「そこそこ」の出来映えの段階で作業を切り上げる必要はもうありません。

Creo Simulation Live の早期アクセス プログラム: お客様のモデルでお試しください

Creo Simulation Live は、これまでにお客様がお使いになったどの設計ツールとも異なります。信じられないという方は、お客様のモデルで操作をお試しください。完全に無料です。Creo をお持ちでなくてもお試しいただけます。次のオプションからお選びください。

設計しながらリアルタイムにフィードバックが得られます。Creo Simulation Live を無料でお試しください

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  • CAD

About the Author

Caterina Mclean

I am a Senior Marketing Specialist with PTC and enjoy working with the Program Marketing Team and several other teams to coordinate programs that help support our organization as well as educate Engineering Executives within our target market.