さらっとおさらい、PTC の IoT ・ AR ソリューション

執筆者: 豊福 泰斗
  • 11/4/2020
  • 読み込み時間 : 5min
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PTC では長年取り扱ってきた CAD (Creo) と PLM (Windchill) に加えて、数年前から IoT と AR のソリューションに力を入れています。
「なぜ PTC は IoT と AR を並べて話すのか?」というところはこちらのブログに任せるとして、今回は PTC が取り扱っている IoT と AR のソリューションを全体的にさらっとおさらいしてご理解いただこうという記事です。


ThingWorx Foundation

ThingWorx は PTC の IoT 関連ソリューションのブランド名です。我々も社内の会話の中で「ThingWorx のデモ」とか「ThingWorx とデバイスの接続」という言い方をすることがありますが、多くの場合、この ThingWorx Foundation を指します。
ThingWorx Foundation は IoT アプリケーション開発プラットフォームと説明され、IoT に関わるアプリケーションを開発、運用する際に必要になる機能を提供しています。
ThingWorx Foundation を使用して設備管理をしている様子が分かるビデオをご紹介します。
プラント管理者からサービス技術者まで ~ThingWorx による汚水処理の監視と分析~


ThingWorx Kepware Server

ThingWorx ブランドがこれまで産業分野で評価されてきた理由の一つが、産業機器との接続ソリューションである ThingWorx Kepware Server です。
ThingWorx Kepware Server は OPC に準拠し、多くの産業機器との接続と IT 層へのデータの橋渡しを行うソリューションです。150 種類以上の国内外の PLC や DCS のドライバーを含み、ほとんどの場合に開発無しで機器の情報を ThingWorx に渡すことができます。
多くの IoT プロジェクトは機器の接続に時間とコストをかけていますので、この部分を ThingWorx Kepware Server に置き換えることで、大きな効果を発揮します。
ThingWorx Kepware Server の紹介


ThingWorx Analytics

IoT でデータを収集すると、そのデータを使用して分析と予測を行いたいという需要がでてきます。
ThingWorx Analytics は ThingWorx Foundation で扱うデータを使用して予測モデルを作成し、そこから得られた予測条件をまた実際の運用データに適用することができる機械学習ソリューションです。
例えば、機器の運転情報から故障する可能性が高くなる温度を予測するモデルを作成し、実際の運用データでその予測値を超えたらアプリケーション画面やメールなどによる通知を行えます。
機械学習は予測モデルを見直していくプロセスが必須となるので、データを扱っている IoT 開発プラットフォームと連携されていることが重要です。
ThingWorx Analytics ご紹介ページ

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この 3 つ以外にも ThingWorx Flow や ThingWorx Client SDK など ThingWorx ブランドのソリューションがあります。これらの使用はケースバイケースですので、今回は割愛します。
これらについての説明をご希望でしたらブログの最後に記載しているコンタクト窓口までご連絡ください。


Vuforia Studio

さて AR (拡張現実)です。もう「AR(拡張現実)とは何か?」の説明は不要と思います。ゲームやエンターテイメントだけではなく、産業分野でのユースケースも多く出ており、成果も報告されています。とはいえ、AR コンテンツの作成は専門的な知識や技術が必要でした。
直感的な開発環境で簡単に AR コンテンツを作成し、それを配信するサーバーやコンテンツを参照するアプリケーションまでを包括的に提供するのが Vuforia Studio です。
どのような手順で AR コンテンツを作成するか、またそのコンテンツをタブレットで表示する様子を下記のビデオでご紹介します。
Vuforia Studio による AR コンテンツの作り方


Vuforia Chalk

遠隔のオフィス同士のコミュニケーションは様々な電子会議システムによって一般的なものとなりました。しかし、現場とオフィス、現場と現場のコミュニケーションはもう一歩進んだ機能が求められています。
Vuforia Chalk はそんな現場への遠隔支援を行うソリューションです。
音声、映像に加えて、AR の物体認識機能を使用した注釈(アノテーション)により、より正確で分かりやすい支援が可能です。
下記のビデオでは Vuforia Chalk でのコミュニケーションの様子や機能をご紹介しています。
Vuforia Chalk 機能ウォークスルー


Vuforia Expert Capture

人口減少に伴い、ベテランの技術や作業手順を社内に残す需要が高まっていますが、ドキュメントやビデオの作成はそれ自体に工数がかかります。また、分かりやすさから見ても自分の今の作業とドキュメントやビデオの内容を自分で紐づけて理解しなければなりません。
コンテンツ作成のためではなく、通常の作業をキャプチャーして、各ステップに合わせて再生するソリューションが Vuforia Expert Capture です。
もちろんキャプチャーしたままでなく、必要な説明文や画像などを差し込む編集も簡単に行えます。
Vuforia Expert Captureによる製造業の生産性向上


Vuforia Engine

ブランドイメージに沿った AR アプリケーションは自社のイメージ戦略やテクノロジーのアピールに大きく貢献します。そのようなアプリケーションを作成する際に役立つのが Vuforia Engine です。
Vuforia Engine は各種のターゲット認識機能やデバイスへの対応をご提供する SDK で、Unityにパッケージを追加して使用します。
Vuforia Engine ご紹介ページ

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ARは技術の進歩が速く、PTC でもリリースサイクルが最も早い製品群になっています。
新たな製品がリリースされましたら、ご案内させていただきます。

各ソリューションの詳細や情報をご希望でしたら下記のコンタクト窓口までご連絡ください。
https://www.ptc.com/ja/contact-us
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執筆者について

豊福 泰斗

製品技術事業部 プラットフォーム技術本部
プリンシパル・テクニカル・スペシャリスト

アプリケーションビジネス20年、プリセールス業11年、IoT歴4年。
PTCには2018年4月に入社し、IoT / AR製品のプリセールスを担当。
主にプロモーション、パートナー様のビジネスのサポートを担当。